粗悪品が多いカラコン

粗悪品が多いカラコン

【有害物質は入っているのか】

「カラーコンタクトレンズには有害物質が入っているのでは?」という噂や心配をされる方もいると思います。
また皆さんも一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか?

過去にニュースになったように一部のカラーコンタクトでは、目に大きなダメージを与える物質が入っていたこともありましたが、
「有害物質が入っている」ということはほとんどないありません。
では、なぜこのような噂が広まったのでしょうか?

カラコンが近年のようにファッションの一部としてまだ定着する前の当時は、「カラコンで失明した」などの事例も報告されており、
それがニュース番組などで大きく取り上げられていたことから、「ひょっとして有害物質が…」という噂が広まったのかもしれません。
この噂の発端は、「色素が溶ける」という事例が発端と考えられています。
カラーコンタクトは、その名の通り、レンズに「色彩」が付いています。
粗悪品の中には、しっかりと着色されていないものも多かったため、装着中に色素が目の中で溶けだすという事例がありました。
コンテンツ「要注意!個人輸入のカラコンは危険?!」でも記載していますが、10時間の装用で沈着してしまったとあるとおり、
その色素の一部に、「目に有害な物質が入っていた」ということも考えられますし、「色素=有害物質」と単純にとらえられていたのかもしれません。

当時はどうかはっきりとはしませんが最近では国内業者などの品質管理の徹底などから「有害物質が入っている」ということは
考えられないと思っておきましょう。
「絶対にない!」とは言い切れませんが、2009年以降は「カラコン=医療機器」に制定されていますので、
カラコンの製造や取り扱いに関しては様々な規制があります。
詳しくは「要注意!個人輸入のカラコンは危険?!」を参考ください。

以前のような「無法地帯」ではなく、現在ではしっかりとした安全基準の元に販売しています。
ただし、カラコンも「コンタクトレンズ」です。コンタクトを使用する時は、「正しい使用法とケア」を守る必要があり、こ
れらを守っていないと、いくら有害物質が入っていなくとも、目にダメージを与える恐れがありますので十分に気をつけましょう。
※正しいケア方法は「カラコンの正しいケアと使い方」を参照ください。

【粗悪品が多い!?】

「カラーコンタクトレンズの中には粗悪品が多い!」という話も聞いたことがあると思います。
たしかに、以前のカラーコンタクトレンズには粗悪品が多く混ざっていました。

粗悪品が出回ってしまった一番の原因としてカラコンは、2009年までは「医療機器」としてではなく、
法律上は今のように「医療機器」ではなく「雑貨」に分類されていたためです。
法律での規制がほとんどなく、ある意味では「やりたい放題」でありどんな品でも販売することが可能だったためです。

カラコン人気の上昇に伴って、多くの業者が販売を開始したために「価格競争」が起こり、
その中で利益を確保するためにも「中国製の粗悪品」が横行してしまったのが原因です。

さらに当時は、中国の品質管理で問題になっているニュースもありました。
食品会社を発端としたニュース話題になっており、「中国製=粗悪で危険」というイメージが世界中に定着していたのです。
中国製のカラコンは、価格の安さは大きな魅力ですが、やはり先進諸国のような「衛生管理の徹底」が行われていないというのが実情でした。
ところが、カラコンが医療機器に制定され、また、「失明した」という事例も報告されていることから、
今では品質が高く、なおかつ安価で購入できる「韓国製」のカラコンが主流となっています。

また、カラコンを販売している業者のホームページを見ても「○○国製」と生産国が明記されているので、
以前のような粗悪品に対する心配は少なくなったと思います。
しかし、やはり「利益第一主義」の業者などでは、粗悪品をいまだに取り扱っている場合もありますので、
生産国や口コミやレビューなどを購入前にはしっかり確認し、その業者をしっかりと調査しておきましょう。
それでも不安を感じるようなら、コンタクトショップ店舗の店員さんなどにオススメの業者を聞くのも良いかもしれません。